ヤノベケンジさんとおかけんたさんによる作品解説が行われ、写真や映像ではなく、生のサン・チャイルドを目の前にして、ヤノベさんの作品に込めた思いを聞くと、改めてこの作品の力強さ、美しさを体感できて感激でした。
サン・チャイルドそっくりさんコンテストもあって、子供達みんな可愛かったなー!!グランプリに選ばれた子は、今後サン・チャイルド大使として活躍するそう!!頑張って

そして14時46分、1分間の黙祷後、私はこの日のために書き下ろした新曲「太陽の子」を演奏させて頂きました。
『太陽の子』
小さな手の中の太陽
その光 明日を照らせよ
帰りたい場所 会いたい人
やり切れない 思いの中
少しずつ 芽吹きだした
希望の光 深く根を張れ
「痛む傷を撫でていたいけど、
強く立ち上がって 歩き出すんだよ。」
君の語るその夢が
暗闇に覆われぬように
小さな手の中の太陽
その光 明日を照らせよ
「失くした物を探していたいけど、
俯くのをやめて空を見るんだよ。」
君の描く空の色が
美しい青であるように
小さな手の中の太陽
その光 明日を照らせよ
途中、雨が降り出し、予定していた曲数より減ってしまいましたが、極寒の中で雨が降っているにも関わらず、必死に聴いて一緒に歌って下さった沢山の皆様に、心から感謝致します。
しかし、雨がもたらした静寂はなんだか不思議な感覚で、この雨はきっと、サン・チャイルドへの、このイベントへの、皆の想いへの、空からの返事なのでは、、、と思いながら歌いました。
ヤノベケンジさん、おかけんたさん、茨木芸術中心の皆様、PAさん、そして今回お誘いして下さった茨木芸術中心主宰メンバーのお一人でもあるGRAN FABRIQUEの河上さん、本当にありがとうございました!このイベントに関わらせて頂けたこと、大変光栄に思います。
まだ、サン・チャイルドを見た事のない方、是非一度、阪急南茨木駅前へ足を運んでみて下さい!圧巻です!!

夕暮れとともに、サン・チャイルドの手の中の太陽に灯りがともりました。

茨木のサン・チャイルドは、東北方向を向き、希望ある未来の空を見上げながら、そして、この除幕式の数日後に、ロシアの美術館で立ち上がったサン・チャイルドと向かい合って、立っているんだそうです。
杉瀬陽子